2025年12月19日に厚生労働省から発表された最新データ(第50週:12月8日~14日)によると、
インフルエンザの流行状況には以下の特徴が見られます。
12月のインフルエンザ状況
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全国の定点あたり報告数は36.96人で「警報レベル(30人)」が継続中ですが3週連続で減少傾向です。
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地域差が顕著で、西日本(福岡・鹿児島等)は70人超の猛威、一方東日本(東京等)は減少傾向です。
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流行の主流はA型(H3N2)の「サブクレードK」。感染力が強いとされるため、引き続き警戒を続けてください。
全国的な状況
全国平均の報告数は36.96人で、依然として国の定める「警報レベル(30人)」を超えています。
ただし、全国的には3週連続で減少しており、ピークアウトの兆しも見え始めています。
地域差あり「西高東低」で推移
九州・四国などの西日本で感染が拡大しています。
福岡県(75.39人)や鹿児島県(75.14人)などでは極めて高い水準です。
一方、東京都(17.80人)などの東日本では減少が目立ち、
注意報レベル(10人)には達しているものの、西日本ほどの爆発的な流行ではありません。
「サブグレードK」と呼ばれる変異株が約9割
今シーズンはA型(H3N2)が主流です。
その中でも「サブクレードK」と呼ばれる変異株が約9割を占めています。
従来のA型と同様の症状ですが、感染力が強い可能性が指摘されています。
一般のみなさまへ
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帰省・旅行時の注意: 特に西日本方面へ行かれる方、または西日本から親族を迎える方は、感染リスクが高いことを意識し、人混みでのマスク着用を徹底してください。
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基本的な感染対策: 「サブクレードK」であっても、手洗い・うがい・換気といった基本的な対策は有効です。
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高齢者への配慮: H3N2型は高齢者が重症化しやすい傾向があります。帰省時は、高齢の家族と接する前の健康観察を十分に行ってください。
企業の感染症対策担当者様へ
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出張者への注意喚起
九州・四国方面への出張者に対し、現地での感染対策強化を呼びかけてください。 -
休暇明けの対応
年始の出社時、発熱などの症状がある従業員には、無理に出社せず休暇を取得させるよう、
休暇前に改めてアナウンスを行ってください。