ホーム お知らせ

はしか(麻しん)の国内流入と流行拡大に警戒を:企業と個人が今すぐ取るべき対策

はしか(麻しん)の国内流入と流行拡大に警戒を:企業と個人が今すぐ取るべき対策

感染症情報

春の行楽シーズンを迎え、海外からの輸入症例をきっかけとした「はしか(麻しん)」の国内感染が拡大しています。非常に強い感染力を持つため、免疫のない方は特に注意が必要です。現状の動向と、職場や家庭で実践すべき具体的な予防策を分かりやすくお伝えします。

過去数年で最多のペース。都市部を中心に感染報告が急増中

2026年に入り、海外渡航歴のある方やその接触者を中心に、はしかの報告数が前年同時期を大きく上回るペースで増加しています。特に公共交通機関やイベント会場など、不特定多数が集まる場所での二次感染が確認されており、国立感染症研究所のデータでも一部地域で流行の兆しが見えています。

はしかの感染力は、インフルエンザの約10倍とも言われ、同じ空間にいるだけで空気感染する恐れがあります。「手洗いやマスクだけでは防ぎきれない」という点が、このウイルスの最も警戒すべき特徴です。

ワクチン接種歴の確認を!企業と家庭で徹底したい3つのアクション

感染拡大を防ぐためには、一人ひとりの「免疫の有無」を確認することが最も効果的です。
以下の対策を至急実施してください。

【1】母子手帳等による接種歴の再確認

2回接種が完了しているか確認してください。
記録がない、または1回のみの場合は、医療機関での抗体検査や追加接種を検討しましょう。

【2】体調不良時の「登校・出社」の見合わせ

38度前後の発熱や、咳・鼻水などの風邪症状が出た場合は外出を控え、必ず事前に電話連絡をした上で医療機関を受診してください。

【3】企業の衛生管理:特別休暇やテレワークの活用

従業員に感染の疑いがある場合、周囲への拡散を防ぐため、迅速に隔離期間(解熱後3日経過まで等)を設けるなどの体制を整えてください。

【出典・参考リンク】

麻しん(はしか)(厚生労働省)

IDWR 2026年第10号<注目すべき感染症> 麻しん(国立健康危機管理機構・JIHS)