厚生労働省より、コンゴ民主共和国およびウガンダでのエボラ出血熱の発生に伴い、検疫の強化と渡航時の注意喚起が発表されました。アフリカ方面への渡航予定がある方や、海外ビジネスを展開する企業におかれましては、正しい情報の把握と事前の対策が必要です。現状と具体的な注意事項をまとめましたので、ぜひご確認ください。
アフリカでエボラ出血熱が発生、緊急事態宣言と水際対策強化
世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国およびウガンダにおけるエボラ出血熱の発生を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。これに伴い、日本の厚生労働省検疫所では、該当地域からの入国者・帰国者を対象に健康状態の確認や検疫措置などの水際対策を強化しています。感染リスクのある対象地域に渡航した方は、日本入国時に検疫官へ必ず申し出る必要があります。
渡航者および事業者が取り組むべき具体的な感染予防対策
流行地域(コンゴ民主共和国・ウガンダ)へ渡航する場合、現地では患者やその体液、野生動物(コウモリやサル等)への接触を徹底して避けてください。渡航前後およびビジネスにおける対策として、以下を実施しましょう。
現地の安全・感染情報の確認
外務省や厚生労働省の情報を事前にチェックし、危険地域への立ち入りを避けてください。
帰国時の自己申告と指示への従い
日本帰国時に渡航歴がある場合、症状の有無にかかわらず検疫官へ自己申告してください。
必要に応じて健康監視(朝夕の体温測定・報告)等の対応を行うことになります。
企業における渡航者管理
渡航予定者の把握、現地での感染予防資材(手指消毒液等)の準備、ならびに帰国後の健康状態モニタリング体制を整えてください。

コンゴ民主共和国、ウガンダで、エボラ出血熱が発生しています[245KB]
[出典]
・FORTH エボラ出血熱に係る検疫について(厚生労働省検疫所)
・FORTH コンゴ民主共和国とウガンダにおけるエボラ出血熱に係る注意喚起について(厚生労働省検疫所)